若いクライアントでも設計者との家づくりはできる。そんな応援歌のつもりです。とっても素敵な家族です。住宅展示場をたくさん周ったけれど、自分たちに合致するものがないと依頼がありました。
一部の人の贅沢な趣味ではなくて、生活をきちんと見据えた普通の家族の住宅。用意できる精一杯の予算で今何が出来るか、後からでも出来る事は何かを整理することで実現しました。
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家族室
一階の天井は、二階の床です。予算を少しでも浮かせるために、高さを抑えたり工程を省くためです。
大工さんが丁寧に作った床組みは、天井あらわしでも素敵です。
仕上げ
歩き始めたハルちゃんはアトピーがありました。素材や糊は厳選して使用しています。なるべく生地のままにして、経年変化の美しい材料を楽しんでもらっています。
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食堂・台所
赤松の床材には浸透性のオイルを塗布しています。床暖房が入っていて柔らかく優しい足ざわりです。
家具・備品・ファブリック
家具も一緒に考えました。安く手に入るルートをいくつも持っているので、カーテン・ブラインド等なんでも相談にのれます。
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玄関
家族並んでお見送りをしたり、靴をはいたり出来る長い玄関です。奥行きがとれないので、逆に考えて見ました。
家具工事をつくると予算が足りなさそうだったので、下足室という納戸のようななんでも入れられる部屋が付属しています。雑多なものが片付いてすっきりです。
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