今までの仕事　-葉山　ラナイのある家-03

　　　丁寧に暮らしたい。その言葉の続きに
　　　「生命の終わりの日まで台所に立ちたいと願っています。それを実現できる場がほしいです。」と要望されました。
　　　住み手が台所に居て、ゆっくりと丁寧に昆布やカツオで出汁をひくイメージが目の前に広がりました。
　　　それがこの住宅の核になっています。その場からいろんな関係をつくることとなりました。
　　　スープの良い香り。 生命をつくるものをいただくことの大切さ。それを大事に暮らすことを選んだ生活。

画像上左：
何時も居る場所は
吹き抜けています 。
開放的な上との繋がり。
しかし外と直接ではありません。


画像下左：
ラナイが外と距離を保っています。


画像下右：
台所は小さいけれど。
コックピットのような
安心な場を想定しました。

　

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copyright 2002 Tanaka naomi ATELIER